●アーク●
出自：ユダヤ教、キリスト教
別名：神の箱、日本語：聖櫃
同一：─
前神：─
字義：─
容姿：縦113cm、横68cm、高さ68cmの箱、アカシア材製で金箔に覆われている
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聖書によると「神の箱」の事。
モーセが神から授かった十戒を記した二枚の石版を納めた箱の事を指す。

サムエル記によると、イスラエルの民がペリシテ人との戦いに敗れそうな時、神の御心に叶わず加護が離れ、
ペリシテ人に敗れてこれが奪われた。
その後、神の箱が運び込まれたアシドドのダゴンの宮では、翌朝ダゴンの神像が転がった。
その身体は頭と両手が切れ離れ、胴体だけとなっていた。
更にアシドドの人々の間に疫病が起こったので、神の箱をガテに移した。
ガテでも疫病の騒ぎが起こったので、神の箱はエクロンの街に移された。
しかしエクロンの人々はすでに噂を聞きつけていたので、すぐにイスラエルの民に返した。

ダビデが喜び勇んで神の箱を運び帰る途中、荷車から落ちそうになった神の箱に手をかけた者は死んでしまった。
これは神がダビデと「レビ以外は触れてはならない」と約束した為。
この後、数日付近に住む者の家に安置される事になった。
ダビデは神がその家を祝福した事を知り、レビを伴ってエルサレムへ神の箱を運んだ。

その所在は現在はわからない。
イスラエルの砂漠の地下に隠されているという説が有力。
アークを持っていれば、戦いに敗れる事はないと言われる。

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