●アーマーン●
出自:エジプト神話
別名:アミト、アムマト、アムムト、アムメイト、アメミット、アメマイット
同一:─
前神:─
字義:「死者を飲み込む者」
容姿:鰐の頭、獅子の前脚、河馬の下半身を持つ。一説には雌鰐

死者の書」に登場する魔獣。天罰の象徴。
死者は冥界の真理の間でオシリスを中心とする42人の裁判官で構成される
法廷にて生前の罪が無い事を報告する。
死者の魂(バー)の裁判を行う審理の間にて、アヌビスの側で記録をとるトトの後ろにひかえている。
罪ある者と判断された死者の心臓を食べる事を役目としている。
ごと食べてしまうと言う説もある。
審理の間において、死者の心臓は真実の秤によって真実を司る女神マアトの象徴である真実の羽根と比べられる。
もし心臓が真実の羽根よりも重く、心臓を乗せた皿が下がった場合は、死者のオシリスの国で住む事を許され、
永久の安息を得る。
しかし、もしも心臓が羽根よりも軽かったならば、その心臓はアーマーンに食べられる。
死者のは完全に消滅してしまい、永遠に現世に復活する事が出来ないと言う。

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