●アバドン● 出自:キリスト教 別名:─ 同一:アポリオン 前神:─ 字義:ヘブライ語「彼は殺した」 容姿:全身が鱗に覆われた人間の男性の姿。鎌の様な翼と熊の足を持つ (一説によると)蠍の様な尾を持ち、腹から炎や煙を吐き出している 「ヨハネの黙示録」9章に登場する。 地獄の深淵を司るとされる堕天使。アバドンの体内が深淵そのものであるとも言われる。 終末の時に第五の天使がラッパを吹くと、地獄から人間の顔と蠍の尾と針を持ち、 金の王冠をつけたイナゴ軍団を送り、イナゴは出陣の用意を整えられた馬に似ていて、 金の冠のような物を身につけ人間の様な顔をしており、 女の様な髪の毛で、獅子の様な歯を持っており、胸当てをつけ、戦車の様な羽音をたて、 蠍の様な尾と針で額に神の印がない人間を襲い、これにかまれると五ヶ月間 死よりも苦しい苦痛が与えられる。 「エノク書」によると、悪魔の第七階級フリアエの君主。 害悪、不和、戦争、破滅に至らせる為の種子を人々の間に振りまく。 コラン・ド・プランシー「地獄の辞典」によると、第七階級の魔神の長。 |