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●赤えいの(うお)
出自:「絵本百物語−桃山人夜話
別名:─
同一:─
前神:─
字義:─
容姿:三里(約12km)もある巨大なえい

安房国野島ヶ崎(現千葉県白浜町)の船乗り達が暴風によって漂流した時、
島と思って上陸した物が巨大な赤えいだったと言う。
背に砂がたまった時にこれを落とそうとして海上に浮かんでくるが、
その時島だと思って船を寄せれば水底に沈んでいく。
この時は波が荒くなり、その為に船が壊れてしまう。