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赤舌(あかじた)
出自:「画図百鬼夜行」「東北怪談の旅」
別名:─
同一:─
前神:赤舌神(しゃくぜつじん)
字義:いつも赤い舌を出している為
容姿:獅子鼻をして舌を出し、三本の鍵爪を持つ四本足の獣の姿

鳥山石燕「画図百鬼夜行」に描かれる妖怪。
水門の上に黒雲をまとった姿で描かれるが、石燕による解説はない。
よく水門の番をしている妖怪と言われるが、それは想像にすぎないと言われる。

山田野理夫「東北怪談の旅」によると、青森県津軽に現れた。
ある干ばつの年、用水路の上流にある村の人間が水を独占しようと水門を閉めた。
しかし何度やっても夜の間に水門が開いてしまう。
赤舌が下流の村の人間の為に、密かに水門を開けていたと言う。
元々あった水争いの話に後から赤舌を付け足したのだと考えられている。

もともと赤舌とは陰陽道における赤舌神がモデルだったことは間違いないが、
赤舌神は水門等に全く関連が無い。