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垢嘗(あかなめ)
出自:日本、「画図百鬼夜行」、「百物語評判」
別名:垢ねぶり
同一:─
前神:─
字義:垢をなめる為
容姿:「画図百鬼夜行」によると、足に一本足の鉤爪を持つ散切り頭の醜い童子

風呂屋や荒れ果てた屋敷に棲む。
真夜中に人気の無い頃に出現しては、
風呂場にこびりついた人間の垢をぺろぺろとなめる妖怪。
風呂場が汚れている家ほど住み着き易い。
しかし、垢嘗が嘗めた後は余計に汚れが酷くなり、とれなくなってしまう。

鳥山石燕画図百鬼夜行」によると、舌を出して汚れを探す姿で登場する。
「百物語評判」によると、垢ねぶりという名で登場する。
塵や垢の気が積もり積もって妖怪となったと説明される。