● 出自:日本、「画図百鬼夜行」、「百物語評判」 別名:垢ねぶり 同一:─ 前神:─ 字義:垢をなめる為 容姿:「画図百鬼夜行」によると、足に一本足の鉤爪を持つ散切り頭の醜い童子 風呂屋や荒れ果てた屋敷に棲む。 真夜中に人気の無い頃に出現しては、 風呂場にこびりついた人間の垢をぺろぺろとなめる妖怪。 風呂場が汚れている家ほど住み着き易い。 しかし、垢嘗が嘗めた後は余計に汚れが酷くなり、とれなくなってしまう。 鳥山石燕「画図百鬼夜行」によると、舌を出して汚れを探す姿で登場する。 「百物語評判」によると、垢ねぶりという名で登場する。 塵や垢の気が積もり積もって妖怪となったと説明される。 |