● 出自:キリスト教 別名:─ 同一:デビル、デーモン、サタン 前神:─ 字義:─ 容姿:頭に角を生やし、足にひづめを持った姿 (ギリシア神話の牧神パンの姿から生まれたと言われる) 神の創造した世界に対する破壊的で攪乱的な要素。悪への誘惑者。 天使に対抗して、悪魔と呼ばれる事が多い。 キリスト教に取り込まれる過程で、 各地域に根付いていた神々を陥れたことによって変化したものも存在する。 ヘカーテ、バアル、イシュタルなどは、かつての地域の守護神であったのだが、 キリスト教の侵攻によって、悪魔へと陥れられた。 一方で、悪魔使い(サマナー)、悪魔祓い(エクソシスト)という存在もいる。 彼らは、悪魔を召喚(降魔)させたり、儀式で悪魔祓いを行ったりする存在で、 主に中世ヨーロッパに存在した。 ヨーロッパにおいては、悪魔は比較的身近な存在であった。 日本でしいて言うのであれば、妖怪という表現がふさわしいのかもしれない。 地獄に落ちた天使という解釈もある。 |