●アパオシャ● 出自:ゾロアスター教 別名:アオパシャ 同一:─ 前神:─ 字義:─ 容姿:頭、背、尾に一本の毛もない真っ黒な馬のような姿 旱魃を扱う悪魔。ティシュトリヤと対立する。 自在に天を飛ぶ事ができ、この馬が中空にいる限り、下界は日照りに悩まされる。 中世になって水害もアパオシャの仕業とされた。 アパオシャは雨の神ティシュトリヤと三日三晩戦った末、これを打ち負かすが、 ティシュトリヤは善神アフラ・マズダに 「十頭の馬の力、十頭の駱駝の力、十頭の牛の力、十の山の力、十の大河の力」を 付与され再び現れ、アパオシャを打ち負かすことで、下界に雨季がやってきた。 |