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●アプサラス●
出自:インド神話、ヒンドゥー教
別名:アプサラ
同一:─
前神:─
字義:「水の中で働く者」「雲の間を行く者」
容姿:美しい女性
家族:夫にガンダルヴァ

天界の水精。水鳥に変身する事が出来る。
代表的なアプサラスにウルヴァシー、メーナカー、ラムバー、プランローチャ等。
イチジクバナナバンヤンウドンバラ、ニヤグローダ、アシュヴァッタ等の
聖なる樹や河、池等に宿る。
神々が乳海を攪拌した時、他の神々に付随して誕生した。

魅惑的で美しい踊り手の天女。賭け事を好む。
その美しさにかかわらず神々は誰も妻にしようとしなかった。
その為、「全ての者の妻になる者」とも呼ばれた。
神々の妻にはならなかったが、人間と結ばれる話も伝わる。
ガンダルヴァと結ばれているという説もある。
しかしある伝承によれば狂気をもたらす存在であるとも伝えられる。
地上の人間が修行により神に近づこうとすると、
神々は彼女達を送って修行僧を誘惑し堕落させようとする。

戦場で死んだ英雄の魂をアプサラスは天国に運び、
インドラの神殿スワルガで宴会を開く。
聖戦でキリスト教徒を殺した英雄には楽園においてアプサラスを二人与えられる。