●アスプ ● 出自:エジプト神話、「博物誌」 別名:─ 同一:─ 前神:─ 字義:─ 容姿:その身に人間の様な目を持つコブラ 邪視の能力を秘めており、睨まれた相手は深い眠りに陥ってしまう。 激情する心を内に秘めており、それは人をたやすく殺す毒となる。 アスプの逆鱗に触れた者は毒によって地獄の苦しみを味わいながら息絶える。 アスプは雄と雌が常につがいになって暮らす、情愛の強い蛇だと伝えられる。 もしも一方が他の動物に殺されたなら、もう一方が必ず復讐した。 現在ではエジプトコブラの事をアスプと言う。 プリニウス「博物誌」によると、アフリカ北東部の生き物として紹介される。 |