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●アスラ●
出自:インド神話、ヒンドゥー教
別名:─
同一:阿修羅(あしゅら)
前神:アフラ・マズダ
字義:「神でない者」(「スラ」=神、「ア」=否定)
容姿:はっきりしないが手足の数を除けば人間に近い姿

インドペルシャに流入したヨーロッパ語族のもたらした二大神族の1つ。
ペルシャの善神アフラ・マズダが起源とされる。
インドの火の神。デーヴァとは対立する存在。
仏教においては阿修羅

本来アスラとは至高なる霊を意味するが今では悪魔として扱われる。
バラモン教に登場する悪魔の一種。悪魔全体を指す事もある。
インド神話がバラモン教からヒンドゥー教へと発展し、シヴァやヴィシュヌが主神となると、
デーヴァ族に敵対する種族であれば何でもアスラと呼ばれるようになった。
アスラ達は世界を征服する為に神々(デーヴァ)と激しく戦い続けた。
この戦いは帝釈天(ていしゃくてん)インドラ)と阿修羅(アスラ)の戦いとして仏典でも語られる。