●アシュビン● 出自:インド神話、ヒンドゥー教 別名:─ 同一:─ 前神:─ 字義:「馬を御する者」 容姿:若く美しい 家族:父にビバスバット、母にサラニウー 「リグ・ヴェーダ」に書かれた神。 たいていの場合、それぞれ「ナーサティヤ」、「ダスラ」という名前持つ双子とされる。 神々と人間との橋渡しをする神であり、しばしば人間の味方をする。 病人や不幸な人と共に行動し、これを助けていた。 神々の目にはこれがよく映らず、アシュビン等は天上界から拒絶された。 しかし彼等の力で若返りを果たしたチャヴァナ仙がそのお礼に インドラに口を利いてアシュビン等を天上界に入れる様に説得した。 聡明で、病気にかかった者は神であろうが人であろうが分け隔てなく癒す治療の神。 蜜を特に好み、多量の蜜を馬のひずめから注ぐ。 双神の乗る車は蜜色で、蜜を運び、鳥または有翼の馬に引かれている。 彼等は太陽の娘スーリヤと親密で、早朝に出現する。 |