●アティス● 出自:ギリシア神話 別名:アッティス 同一:─ 前神:─ 字義:─ 容姿:美貌の少年 家族:母にアグディスティス(キュベレ)、ナナ ローマ時代にその名を広めた神。植物の枯死と復活を司る。プリュギアで信仰された。 彼の母アグディスティス(キュベレ)は大地そのものを象徴する地母神。 キュベレが生まれた際に切除された男根は、地に落ちた後アーモンドの木になり、 その実がサンガリオス河神の娘ナナの体内に入り込んでアティスが生まれた。 キュベレはアティスに恋をしたが反応は冷たく、ペッシヌス王の娘と結婚しようとした。 彼女に呪いをかけられ発狂し、自らの手で去勢した後に自らを八つ裂きにして死んだ。 母なる大地から萌えいずるのが植物の象徴たるアティスならば、 その大地に己の種を植え付けるのもアティスだと言える。 よってアティスは母の愛人と言う称号を関する事になった。 |