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●アトラス●
出自:ギリシア神話
別名:─
同一:─
前神:─
字義:─
容姿:巨体
家族:父にイアペトゥス、母にクリュメネ、もしくはテミス、もしくはアシアー
   弟にプロメテウス、エピメテウス、メノイティオス、妻にプレイオネ、
   子にプレイアデスマイアエレクトラタユゲテアルキュオネ
   ケライノステロペメロペ)、
   ヘスペリスアイグレエリュテイア、ヘスペラトゥサ、アレトゥサ、ヘスペリア)、
   テテュスとの間の子にカリュプソ

ティタンの一人。
オリュンポス山の神々との戦いに負け、罰としてティタン達はタルタロスに幽閉された。
怪力のアトラスは世界の遥か西の果てで天空を支え続ける役目を課せられた。

ヘラクレスヘスペリスの金の林檎を求めてアトラスの元を訪れた時、
彼は林檎を取ってくる間、代わりに天を支える事を要求した。
ヘラクレスラドンを倒した後、アトラスはヘスペリスの園へ赴き、
娘達から三つの金の林檎を受け取った。
戻ってきたアトラスにヘラクレスは天を返そうとしたが、開放されたアトラスは
自分が林檎を届けに行くので、天はヘラクレスに任せると言い出した。
困ったヘラクレスは咄嗟に、楽な天の担ぎ方を教えて欲しいと言って
アトラスに再び天を担がせ、そのまま逃げてしまった。

後に、ペルセウスからメドゥーサの首を見せて貰い、自ら高い山(アトラス山脈)となる。
16世紀にメルカトルが地図帳の表紙にアトラスを描き、「地図」の語源になった。