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●アヴァローキテーシュヴァラ●
出自:
別名:─
同一:チュンディー、ハヤグリーヴァ、エカダムシャカ、チンターマニチャクラ、
   アモーガパーシャ、サハスラヴジャ、シェンレーシク、観音(ぐあんいん)観世音菩薩(かんぜおんぼさつ)
前神:(一説によると)アナーヒターアールマティ
字義:「慈悲深き眼をした主」「高所より見守る王」
容姿:─

仏尊の一人で、広範囲の地域で信仰を受けるボーディサットヴァ(菩薩)。
アミターバ(阿弥陀如来)から発現したボーディサットヴァであり、
アミターバの浄土に留まりそこから人間や動物に救いの手を差し伸べる。
加護を求められればあらゆる衆生に救いの手を差し伸べる慈悲深き神であり、
その慈悲の力は灼熱地獄に苦しむ者や昆虫や芋虫にまで及ぶと言う。
あらゆる状況、場面において慈悲の力を発揮する為に姿を変えて現れる。

チュンディー、ハヤグリーヴァ、エカダムシャカ、チンターマニチャクラ、サハスラヴジャ、
アモーガパーシャ等は全てアヴァローキテーシュヴァラの変化した姿だとされる。
チベット仏教においてはシェンレーシク、
中国においては観音、
日本においては観世音菩薩と呼ばれ、それぞれの地域で独自な変化を遂げ信仰される。