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●エーギル●
出自:北欧神話
別名:ビール醸造者
同一:─
前神:─
字義:─
容姿:─
家族:父にフォルニョート、妻にラーン、子に9人の娘(ヤルンサクサ含む)

海を支配するとされた巨人。神々とは友好的な関係で、敵対することは無い。
ミッドガルドの西方にあるフレスエイ(カテガット海峡のレーセー島)近くの海底にある、
海に沈んだ財宝の全てが集まる宮殿に棲む。宮殿は黄金で満ちている。
黄金の輝きだけで他の照明は必要なかったと言われる。
海を荒らしたり鎮めたりするのはお手のものだった。
神々はエーギルの宮殿で宴会を開く事がある。
神々の全てが十分に飲める量のビールをエーギルに醸造させる為に
トールティールが巨人ヒュミルから奪った大釜をこの宮殿に持ち込んだ。
これによりエーギルは詩人達から「ビール醸造者」と呼ばれるようになった。

エーギルの波の化身の9人の娘達は船乗り達を誘惑し魂を海に引き込もうとした。
彼の妻ラーンも人間を一気に捕まえる網を持っている。
海に沈んだ人間の魂はエーギルの宮殿でもてなされた。