●エイボンの書(しょ)
出自:クトゥルー神話
別名:象牙の書
同一:─
前神:─
字義:─

C・A・スミスが考案した魔道書。
著者は魔道士エイボン。
古代ヒューペルボリア時代及びそれ以前の暗黒の知識を集めた書。
エイボン自身が崇拝していたツァトゥグァ、ヨグ=ソトース、ウボ=サスラ等に関する秘密や儀式、呪文、伝承等が記される。
かの「ネクロノミコン」にも欠落している禁断の知識が数多く含まれるという。

原典はハイパーボレア語。
現存する写本として、9世紀にカイアス・フィリパス・フェイパーの訳したラテン語版が6冊
(印刷されたものではなく、綴られた写本の状態)、
13世紀にガスパール・ド・ノールの訳した中世フランス語版が13冊
(装丁された手書きの状態、部分的な物と完全な物がある)、
15世紀の訳者不明の英語版(誤訳あり)が18冊(手書き)ある事が知られている。

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