● 出自:日本、「今昔百鬼拾遺」 別名:閻羅閻羅、遠羅遠羅とも書く。 同一:─ 前神:─ 字義:下記参照 容姿:不気味な怪しい形の煙 火と煙の妖怪。釜戸や焚き火で火を起こして、出来た煙の中に居る。 煙がいつまで経っても消えずに残っている時、その煙の中に煙羅煙羅の顔が見える。 煙はその時々で形が違うが、それが不気味で怪しい形になると煙羅煙羅と呼ばれる。 煙羅煙羅が見える人間は心が綺麗な人間と言われる。 鳥山石燕「今昔百鬼拾遺」によると、煙々羅の名で登場する。 ゆっくりと立ち昇る煙がどこか怪しい形を作るのは、 風になびくのに似ているので、そういう名前がつけたと記されている。 |