●エンリル● 出自:バビロニア神話 別名:─ 同一:─ 前神:─ 字義:「風の主」 容姿:─ 家族:父にアヌ 古都ニップールの守護神で風の神。荒れ狂う暴風雨の神。 同時に又雨をもたらし、砂漠と高地に緑を蘇らせる春の新生の湿った風の神。 父アヌと共にニップールのウプシュキンナ宮に会する神々の集団の首長を務め、 「全土の王」として、王権と首長権とを授与する。 エンリルの言葉、つまり「風」は神々の集会の執行機関であって、その決定を実行する。 神々が都市の滅亡を決定すると、その破壊の嵐を送るのはエンリルの言葉であった。 |