●エルサレム神殿● 出自:エルサレム 別名:─ 字義:─ 容姿:─ 古代エルサレムに存在したユダヤ教の礼拝の中心地。 唯一の神の聖所。 アロンの家系の祭司とレビ人の非祭司階級が祭祀に当たった。 歴史的にはソロモン王が紀元前10世紀に建設した神殿(第一神殿)と、 バビロン捕囚からの解放後、紀元前515年にゼルバベルの指揮で ほぼ同じ場所に再建された神殿(第二神殿)、更に紀元前20年、 ヘロデ大王によって完全改築に近い形で大拡張された神殿(ヘロデ神殿)がある。 この神殿はユダヤ戦争においてユダヤ人が立てこもった為、 紀元70年のローマ帝国軍の攻撃によって破壊された。 現在「嘆きの壁」と呼ばれる部分は、このヘロデ神殿を取り巻いていた 外壁の西側の部分であり、ユダヤ人は「西の壁」と呼んでいる。 この部分を含め、外壁はその基礎部分がほぼ全て残されている。 |