●インティ● 出自:インカ神話(ケチュア族) 別名:─ 同一:─ 前神:─ 字義:─ 容姿:太陽そのもの 家族:妻にキヤ、息子にマンコ・カパック、娘にママ・オクリョ インカ帝国の象徴たる太陽神であり天空の星を支配する、人類の創造者。 その姿は太陽そのものであり、地上に恵みの光をもたらす慈愛に満ちた寛大な神。 インティは息子のマンコ・カパックと娘のママ・オクリョを地上に遣わせ、 二人に黄金の杖を渡し、杖が沈む所に都を作り人間をそこへ導く様に命じた。 杖はクスコに沈み、二人はそこにインカ帝国の基礎を築き上げ、王と王妃になった。 マンコ・カパックとママ・オクリョはインカ人に農耕、衣服、家屋を教えた。 インティは慈愛に満ちた寛大な神とされ、インカの民衆に愛された。 インカの王はインティと同一視され、王とその妻のミイラは金色の輿に乗せられ、 インティの大神殿に安置された。 インティの祭礼はライミと呼ばれ、年に二回行われた。 |