●イスラフィール● 出自:イスラム教 別名:─ 同一:─ 前神:─ 字義:─ 容姿:二枚四対の光り輝く翼を持ち、体は天の果てと地の底を結ぶ程に大きい 身体は髪の毛、口、舌で覆われている 全ての造られし者の中で最も美しい 四大天使の一人。 音楽の天使でもあり、千の言葉でアラーを褒め称える。 世界が終末を迎える「最後の審判」の日、復活のラッパの音を全宇宙に鳴り響かせる。 審判の光景があまりにも凄惨な為、悲しみにくれるイスラフィールは大量の涙を流し、 それは地を覆う程だという。 一日のうち昼間に三回、夜間に三回地獄を見守り、地上にはびこる悪を滅ぼす。 旧約聖書には悪徳の町ソドムが降り注ぐ硫黄の磔と大地震によって地上から 抹殺されたくだりがあるが、その捌きを下したのがこのイスラフィール。 ソドムの町の住人は同性愛にふけり贅沢を極めていたのでまずジブリールが、 次にミーカールが、そして最後にイスラフィールが警告に行った。 しかし民は聞き入れなかったので神は彼を遣わし、町を滅ぼした。 |