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●イタクァ・ザ・ウェンディゴ●
出自:クトゥルー神話
別名:イタクァ、イタカ、ウェンディゴ、ウィンディゴ
同一:─
前神:ウェンディゴ
字義:─
容姿:─

クトゥルー神話の旧支配者の一柱。
風の精。主に北極圏で目撃される怪物。
遠吠えの様な声をあげ、吹雪と共に出現する。
ゴミを漁り、通り掛かりの人間や生贄を捕まえ、
遥かな空の高みに運んでは、禁断の土地土地を連れ回り、最後は地上に投げ捨てる。
連れて行かれた者は失踪後何週間か何ヶ月かしてから
物凄い高さから落下した様に半分土に埋まった状態で発見される。
激しい苦痛の表情を浮かべたまま凍り付いて死んでいるという。
生きていたとしても、イタクァ・ザ・ウェンディゴと共にいた間に体が寒さに
順応してしまっており、長くは持ちこたえられない。
また、このイタクァ・ザ・ウェンディゴを見た者は確実に死ぬという。
この存在は、小型の生き物を小型のイタクァ・ザ・ウェンディゴに変化させる能力を持つ。
人間がイタクァ・ザ・ウェンディゴに変化させられた場合、
足の形が完全に崩壊して極寒の温度にも平気で耐えられる様になり、
常に人肉を食べたいという欲望にさいなまれて発狂する事になる。
この小型イタクァ・ザ・ウェンディゴをイタクァ・ザ・ウェンディゴが大勢連れている事もある。
この生物は太陽系を動き回り、寒い星を見つけると降り立つ。
同じ太陽系である「オート星雲」という彗星が出てくる星雲などを特に好む。