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無花果(いちじく)
出自:
別名:唐柿(とうがき)
同一:─
字義:下記参照
容姿:─

クワ科の落葉小高木。小アジア原産。高さ2〜4m。
葉は互生し、大形で掌状に切れ込む。
枝葉を切ると、白色の乳液が出る。
春から夏にかけ、葉腋に壺状の花序をつける。
中に無数の白色小花がつくが、外から見えないので「無花果」と書かれる。
果実は熟すと甘く食用。
乾燥した茎葉、果実は緩下薬とされ、乳液はいぼ取り、生葉は便所の殺虫等に利用。
日本のものは雄花を欠き、挿し木で増やす。

秋の季語。