●鬼火● 出自:日本、「和漢三才図会」 別名:─ 同一:ウィル・オ・ウィスプ、人魂、青魂、飛魂、風魂、幽霊火 前神:─ 字義:─ 容姿:火の玉 雨がしとしと降るような晩に、土葬の墓地等に出現する怪火の一種。 ガスが燃える様な青い炎で、地面から1M位の所でぽっぽっと燃える。 直径が数センチから30cm位の大きさで、炎の数は一個二個の時もあれば、 数え切れない程の鬼火が一晩中燃えては消えを繰り返す事もある。 「和漢三才図会」によると中国の本草書「本草網目」から引用し、鬼火は戦場で 死んだ人や牛馬の血が土に染み込み、年を経て化したものとしている。 こうした「鬼火」の伝説は世界中にある。詳しくはウィル・オ・ウィスプの項参照。 |