●オルメカ文明● 出自:中央アメリカ 別名:─ 同一:─ 前神:─ 字義:─ 容姿:─ 中央アメリカでマヤ文明よりも古い時代に栄えていたとされる文明。 19世紀後半にメキシコのサン・ロレンソのジャングルで農民が見つけた 巨石人頭をきっかけに、ラ・ベンタ、トレス・サポテス、ラグーナ・デ・ロス・セロス等でも 巨大な頭部石造が発見された。 これらはおよそ3000年前の遺跡で、中米最古の文明とされる。 現在までに16個の巨石人頭が出土している。 最大の物で高さ3.3メートル、重さ20トン。 100キロも離れた山の玄武岩や安山岩を切り出し、見事な彫刻が施されている。 人頭は平べったい鼻に分厚い唇、ヘルメットの様な頭飾りをつけている。 高さ33メートルのピラミッドがあるラ・ベンダ遺跡から四つの巨石人頭が発見された。 オルメカ文明は後のマヤ文明に大きな影響を与えたとされているが、 起源や消滅、またその暮らし等解明されていない。 |