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白粉婆(おしろいばば)
出自:日本→能登地方・奈良県、「今昔百鬼拾遺」
別名:─
同一:─
前神:─
字義:─
容姿:顔いっぱいに白粉を塗りたくった老女
   破れ笠をかぶり右手に杖をつき、左手に酒徳利を持ち腰の曲がった姿

「今昔百鬼拾遺」によると白粉の神である脂粉仙女に仕える侍女。
能登地方では白粉婆が雪の夜に酒を求めてやってくる。
奈良県では白粉婆は鏡を引きずって歩く。
いつも化粧の匂いをさせている為に離れた場所でも直ぐに発見できる。
男性が遭遇したら、白粉を塗られて魂を吸い取られると言う。