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●おとろし●
出自:日本、「画図百鬼夜行
別名:─
同一:─
前神:─
字義:「恐ろしい」もしくは「落ちる」
容姿:獅子舞の獅子の様なぼうぼうの長い髪を生やし獅子鼻をした巨大な顔を持つ

神社の屋根や鳥居の上に棲んでいる妖怪。
神社の他、古寺の山門にも棲んでおり、夜遅くに現れる。
落書きをする者や神社に悪戯に小便をする者に対し、
高所から頭上に落ちてきて爆音を響き渡らせたり、襟首を掴んでつるし上げたりする。
それを恐れて、心当たりのある者は夜遅くに神社に近付かなかったと言う。

鳥山石燕「画図百鬼夜行」によると鳥居の上に噛み付いている姿で描かれる。