● 出自:日本神話 別名:倉稲魂命とも表記、 同一: 前神:─ 字義:ウカ(ウケ)は食物を表わす 容姿:狐の姿の女神 家族:父に 「古事記」によると、母に 穀物神。稲の女神。後に五穀及び食物全般の神として崇められる様になった。 古事記では宇迦之御霊、日本書紀では倉稲魂命と記す。 日本書紀で月読命に惨殺され、死体が穀物の種子となった保食神と同一視される。 現在では稲荷神社の祭神とされ、狐の姿で親しまれる。 ○○稲荷と言う神社は全国各地にある。 社号に稲荷の文字を使っていない神社やイナリに他の文字を当てている場合もある。 その総本社は京都市伏見区深草藪之内町の伏見稲荷大社。 全国の神社の三分の一は稲荷を祀ると言われる。 京都府伏見稲荷、佐賀県祐徳稲荷、茨城県笠間稲荷を日本の三大稲荷と言う。 五穀豊穣にご利益があり、江戸時代からは商売繁盛のご利益が認められ、 現在では家内安全、社業興隆、交通安全のご利益、火災・災難除け、子孫繁栄、 学業成就、芸能上達等に効がある。 |