●ウィッカ● 出自:イギリス 別名:─ 同一:─ 前神:─ 字義:「男性の魔女」 容姿:─ 現代の魔女の宗教。 主に1960年代以降にイギリスでポピュラーになった。 現在は世界中で支持を受け始めている宗教。 ウイッカン(ウイッカの実践者)は「誰も害してはならない」というルールを持ち、 人を癒す為の魔術や占いを行い、古い神々を讃える自然主義者である。 現代の魔女のセオリーによると、キリスト教以前のヨーロッパには自然に体現される 様々な神々が存在した。 それらを崇拝し、魔術や儀式、ヒーリングを行った物が魔女の起源。 やがてキリスト教がヨーロッパに到来し、その自然中心の宗教はライバル視され、 悪魔崇拝だとして迫害される様になり、信者達は魔女とされた。 魔女達の崇拝していた自然と動物を司る角のある神は、悪魔にされる。 この際に古い魔女の知恵の多くは失われたが、わずかな知識を秘密裏の内に受け継ぐ 者も存在し、幾つかの知識は民間伝承の呪術や民間療法として生き残った。 1939年に、細々と生き残っている魔女の伝統に参加したジェラルド・ガードナーは 魔女の宗教を再構築し、ウイッカと呼んだ。 これは本来「男性の魔女」の意味だったが、ガードナー以降に誤って魔女の宗教の 意味に使われるようになった。 |