●ウィチタ族● 出自: 別名:─ 同一:─ 前神:─ 字義:─ カド語族に属する言語を用いる部族。 大平原南部の川沿いの盆地で、トウモロコシや豆、カボチャ等の作物を栽培していた。 彼等は周囲を作物に囲まれた中、草葺屋根の円錐状の小屋に住んでいた。 1872年に、インディアン保護区にある保留地(後のオクラホマ州)に 強制移動させられたが合衆国議会はこの合意を一度たりとも認めず、1901年になると ウィチタ族の殆ど全ての土地は白人入植者に明け渡されてしまう。 現在、ウィチタ族は他の二つの近親部族であるカド族とデラウェア族共々、 972ヘクタールの土地を共有している。 だが、彼等固有の土地はわずか4ヘクタールに過ぎない。 |