●バビロニア●
出自: 
別名:─
同一:─
前神:─
字義:─
容姿:ギリシア語「バビロンの国」「バビロンの地方」

バビロンを中心としたメソポタミア南部の地域。
メソポタミア文化を創造したヤペテ人(シュメール人、エラム人を含む)の後アラビア、シリア方面からセム系遊牧民が侵入し、
前2000年頃までに言語、民族等あらゆる面でセム化が進んだ。
バビロンを中心とした一つの世界を示すバビロニアに興亡した主な王朝をあげると、セム系のアッカド王朝、古バビロニア王国があり、
この他にインド=ヨーロッパ系民族が侵入してヒッタイト、フルリ、カッシート、ミタンニの諸王国を樹立した。
更にその他セム系としては、アラム、フェニキア、ヘブライの諸王国、アッシリア王国、四カ国対立時代の新バビロニア等が興亡した。
最終的にはアケメネス朝ペルシアによってバビロニアを含むオリエントは統一され、属州として前1世紀頃まで繁栄した。

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