●バルセロスの雄鶏(おんどり)
出自:ポルトガル
別名:─
同一:─
前神:─
字義:─
容姿:─

昔話「バルセロスの雄鶏伝説」にちなんだお守り。
イエス・キリストの加護と幸運が受けられると言う。

ある時バルセロスの町に立ち寄った巡礼者があらぬ疑いをかけられて死刑を宣告された。
巡礼者は死刑執行人に懸命に無実を訴え、裁判官の家に連れて行って貰った。
裁判官の家では友人達との宴が開かれていた。
男は食卓の上にある大きなローストチキンを指差しながら
「私はマリア様に身の潔白を誓いました。
 刑の執行の時にこのローストチキンが鳴いたら私の無実を認めて欲しい。
 神のご加護があれば鳴く筈です。」と言った。
刑が執行されるまさにその時、調理されたローストチキンが鳴き出し巡礼者の無実が証明された。

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