●ハデス●
出自:ギリシア神話
別名:ハーデス、アイドネウス、プルトン(富者)、ラテン語:ディウエス、略称ディス
同一:エウブレウス
前神:─
字義:─
容姿:─
家族:父にクロノス、母にレア、妻にペルセポネー
きょうだいにヘスティア、デメテルヘラポセイドンゼウス

冥界を支配する神。
冥界に棲みオリンポス山に棲まないので、オリンポスの神々に含まない事もある。
冥界は不吉であり、彼も不吉であると考えられ直接名を呼ぶ事がためらわれた。
その為、地中に埋蔵される金銀等の富の所有者としてプルトン(富者)と呼ばれた。

運命と正義をコントロールし、死者のを冥界で裁いている。
祈りでも生け贄でもなだめる事の出来ない厳格で冷酷な神だが、
正しい行いをした者は正当に評価し、罪を犯した者は厳粛に罰する。
中世時代にはハルピュイアを従え、彼女等はを捕まえて冥府へ連れて行く任を負った。
古代ギリシアでは死ぬ時は「ハデスの館へ赴く」と表現された。

ペルセポネーを妻とする事をゼウスと取り決め、彼女が水仙を摘んでいる所に大地を割って現れ、そのまま冥界へ連れ去った。

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