●ハスター●
出自:クトゥルー神話
別名:ハストゥル、名伏しがたいもの、星間宇宙を歩くもの
同一:─
前神:─
字義:─
容姿:鱗のある蛸の様な姿

旧支配者の一柱。風の属性。
ハスターの姿を見てしまった人間はそのおぞましさの余り発狂してしまう。
そのせいで、正確なハスターの姿はわからない。
鱗のある蛸の様な姿だと考えられている。
ヒアデス星団アルデバラン(牡牛座)の暗黒星の湖黒きハリ湖に棲んでいる。
一説には封印されていると言う。
通常はこの湖から出ず、ビヤーキー(もしくはバイヤクヘー)という怪物に奉仕される。
魔術等で召喚されれば宇宙のどこにでも現れる。
人間を含む生物やその死体等に乗り移り、行動する事がある。
乗り移られた肉体は変形し、身体は膨らんで鱗に覆われた様な姿になり、手足の骨がなくなって流動体の様になってしまう。
ハスターが離れた後も元に戻る事はない。
希ではあるが、「黄衣のキング」と呼ばれる人間にきわめて似た姿もとる。
狂気の芸術家やその素質のある者を招き寄せ、精神を食らう。

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