●ピュートーン●
出自:ギリシア神話
別名:ピュトン、嘘をつく霊の君主
同一:─
前神:─
字義:─
容姿:黒く巨大な龍
家族:母にガイア

ガイアが男に頼らずに生んだとされる黒く巨大な龍。
ガイアより世界の中心と言われた神々の信託所でもあったデルポイの地を譲り受け、支配していた。
テミスの信託を守護していたと言う説もある。
普段は大地の割れ目に棲み、神官達が祈祷にくれば信託を与えた。
自分に都合のいい信託を与えた事もあった。
しかし母、ガイアの意志に反する様な事は行わない。

デルポイにやってきた生まれたばかりのアポロンの矢によって殺された。
アポロンはピュートーンをデルポイのオムパロス(世界の中心にある岩)の下、もしくは割れ目の中に葬った。
そしてその上に自分の信託所を作った。
アポロンの信託所の巫女達はトランス状態で信託を神から授かる。
このトランス状態はピュトーンの死体から出るガスによる物だと言われる。

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