●菩薩(ぼさつ)
出自:仏教
別名:─
同一:─
前神:─
字義:─

最高の悟りを開いて、仏になろうと発心して、修行に励む人。
初めは前世で修行者だった釈迦をさす名称であった。
後に大乗仏教では自己の悟りのみを目指す声聞(しようもん)、縁覚(えんがく)に対し、自利利他の両者を目指す大乗の修行者をいう。
弥勒、観世音、地蔵等の高位の菩薩は仏に次ぐ存在として信仰される。

高徳の僧をたたえて付ける尊称でもある。
日本では行基菩薩のように朝廷から正式に与えられる場合もある。
また、神仏習合の思想により、日本の神に与えられる称号としても用いられる。

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