●ホメロス●
出自:ギリシア
別名:ホメーロス、ホーマー
同一:─
前神:─
字義:─

前9世紀頃のギリシア最古最大の叙事詩人。
伝記は一切不明。実在を疑われたことすらある。
多くの作品が彼に帰せられていた。
しかしイリアスオデュッセイアの二大雄編のみが真作というのが古来の定説。
これらの詩は共に口承詩で、語られ聞かれる事によって作られ伝えられた。
ホメロスの言語は主にイオニア方言からなる。
また上記二大英雄叙事詩の他に、「キュプリア」「アイティオピス」「小イリアス」「イーリオスの陥落」「帰国物語」
「テーレゴニアー」が伝統的にホメロス作とされた。
「ホメロス讃歌」と呼ばれる神々への讃歌33編は、明らかにホメロスの作品ではない。
ローマのウェルギリウスと共に後世への影響の点でも古代最大である。

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