●フンババ●
出自:バビロニア神話
別名:フワワ
同一:─
前神:─
字義:─
容姿:足に禿鷹の爪、頭に野牛の角を持ち尾と男根の先が蛇になっている

「ギルガメシュ叙事詩」に登場するレバノン山脈の杉の守護者。
シュメールの神エンリルに命じられ、数1000年もの間人間から神々の森を護った。
叫び声で洪水を呼び、口から火と毒の息を吐く事が出来る。
巨大な身体が倒れると森の木々が21Kmにも渡ってざわめく程だったと言う。
杉の木を切りにきたウルク王ギルガメッシュとエンキドゥの前に立ちはだかった。
彼等は太陽神シャマシュに祈り、13の風がフンババに吹き付けた。
フンババはこの風によって動きを封じられ、殺されてしまった。
13の風(南風、北風、東風、西風、唸風、唸々風、破壊の唸風、悪風、シムル風(荒野から吹く熱風)、
アサックー風(悪鬼の風)、寒風、嵐、旋風)

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