●
開敷華王如来
(
かいふけおうにょらい
)
●
出自:仏教、「
大日経疏
(
だいにちきょうしょ
)
」
別名:─
同一:─
前神:─
字義:─
容姿:左手には
衲衣
のうえ
の端を握り腹の前に置く
右手は手のひらを外に向けて五指を下に伸ばし胸に当てている姿
大日如来
(
だいにちにょらい
)
の慈悲を体現した
胎蔵界曼荼羅
(
たいぞうかいまんだら
)
で描かれる如来の一仏。
単独で描かれる事はほとんど無い。
「大日経疏」によると、種子がやがて花を咲かせる様に悟りの心を開かせる仏。
胎蔵界曼荼羅の中央部、中台八葉院の南方に列する仏。