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開敷華王如来(かいふけおうにょらい)
出自:仏教、「大日経疏(だいにちきょうしょ)
別名:─
同一:─
前神:─
字義:─
容姿:左手には衲衣のうえの端を握り腹の前に置く
   右手は手のひらを外に向けて五指を下に伸ばし胸に当てている姿

大日如来(だいにちにょらい)の慈悲を体現した胎蔵界曼荼羅(たいぞうかいまんだら)で描かれる如来の一仏。
単独で描かれる事はほとんど無い。
「大日経疏」によると、種子がやがて花を咲かせる様に悟りの心を開かせる仏。
胎蔵界曼荼羅の中央部、中台八葉院の南方に列する仏。