●金屋子神(かなやこがみ)
出自:日本
別名:金屋神(かなやがみ)、金井神(かないがみ)、金鋳神(かないがみ)、叶神(かなえがみ)
同一:─
前神:─
字義:「金屋=金工」
容姿:本体は白狐
家族:父に金山彦命(かなやまひこのみこと)、母に金山姫命(かなやまひめのみこと)

鍛冶職や鋳物師、冶金業者、炭焼き等金属精錬、加工に関係した山の民が祀る
火の神、製鉄の女神。
現在ではこの様な職業がほぼ消滅してしまった為、その信仰は薄れた。
放置された祠が山中に取り残されている事が多い。
中国地方の山岳部を中心に、東北から九州まで広い範囲で信仰された。
かつて犬に噛まれた事があり、犬を嫌い、血の穢れ、産の穢れをも嫌う。
しかし死の穢れを忌む事は無く、かえって鉄をよく発生させると言うので喜ぶ。
製鉄を人間に教えた。
総社は島根県の金屋子神社。


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