●観世音菩薩(かんぜおんぼさつ)
出自:仏教
別名:観音菩薩(かんのんぼさつ)、観自在菩薩(かんじざいぼさつ)、観世音(かんぜおん)
同一:アヴァローキテーシュヴァラ
前神:─
字義:─
容姿:慈悲の無限な事に応じた多様な姿

「観音経」等で説かれる菩薩。
観世音菩薩とは鳩摩羅什(くまらじゆう)の旧訳で、玄奘の新訳では観自在菩薩。
衆生の声を聞き、その求めに応じて救いの手をさしのべる慈悲深い菩薩。
多くの信仰を集めた。

勢至菩薩と共に阿弥陀仏の脇侍。
宝冠に化仏(けぶつ)をつけ、独尊としても信仰される。
その住所は補陀落(ふだらく)とされ、日本では那智山であるとする。

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