● 出自:日本→千葉県→印旛沼、「利根川図志」 別名:亡者の陰火 同一:─ 前神:─ 字義:─ 容姿:蛍の光に似た火の玉 大勢で居ても、一人だけにしかその姿が見えない。 特に雨の日に多く現れる。 水上から一、二尺(約三十〜六十センチ)程の高さを飛び、 集まったりはたれたりを繰り返し、走る時は矢の様に速い。 夜、印旛沼で漁をしているとまれに舟に入ってくる。 舟棹で叩くと砕け散って舟一面火となるが、触っても熱くなく燃える事はない。 後には強烈な生臭さが残り、油の様などろどろした物が残る。 狸等の仕業だと言われている。 |