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渓嚢
(
けいのう
)
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出自:「捜神紀」
別名:─
同一:─
前神:─
字義:─
容姿:子供の様な姿
山の妖怪。山精の一種。
諸葛亮
(
しょかつりょう
)
の甥である諸葛
恪
(
かく
)
が
江蘇省
(
こうそしょう
)
の太守であった時に山中で出会った。
人を見ると手を伸ばして引っ張る癖がある。
恪が手を伸ばして逆に引っ張り寄せた所、すぐに死んでしまった。
恪の説明によると、渓嚢は「白沢図」という本に書いており、二つの山の間に棲んでいる。
自分の居場所から動くと死んでしまうのだと言う。