●ギリシア創世神話● 出自:ギリシア神話 まずはじめに世界には混沌カオスという淵があった。 ついで闇のエレボス、夜のニュクスが生まれ、続いて我々の住む大地であるガイア、 愛を司るエロスが生まれた(一般的にはアフロディテとアレスの子供だとされる)。 ニュクスとエレボスはエロスの働きによって交わり光のアイテルと昼ヘメラを生む。 ガイアはアイテルとの間に(あるいはガイア単独で)地底の奥底に天と地程離れた深淵、 奈落であるタルタロスと山々、不毛の海のポントスを生む。 更にガイアは自分に等しい大きさの天空であるウラノスを生み、 ウラノスはガイアをくまなく覆った。 ガイアはウラノスと交わり、十二神からなるティタン神族を生み、 他にも数多くの神々やニンフを産み落とした。 |