● 出自:中国、日本 別名:─ 同一:─ 前神:─ 字義:─ 容姿:龍の鱗と頭を持つ四足の獣 鹿の体、牛の尾、牛(もしくは馬)の蹄、先端に丸みを帯びた一本の角を持つ 体全体に鱗があり、腹の下は黄色い。炎の翼が生えた姿で描かれる事もある 幸運を呼ぶ瑞獣で、牡を麒、牝を麟と呼ぶ。龍と牛の混血であると考えられた。 全ての獣は麒麟より生まれたとされ、全ての毛属(毛を持つ動物)を従える聖獣の長。 生きた虫も殺さなければ、生きた草も踏まない。 一日に数千里走る事ができる。 麒麟の鳴き声は音楽の音階に一致し、歩いた跡は正確に円となり、 曲がる時にも定規で測った様に直角に曲がる。 聖人が出る前に出現する。性格はいたって温和。 額にある角は、普段は生物を傷つけぬよう、柔らかい肉に覆われている。 しかし悪人を裁く際には一変し、鋭利な角を顕わにして戦う。 麒麟の雌雄は互いに気を通い合わせるだけで受精して子を増やす。 日本では皇族の調度品等お目出度い物に、その姿が描かれる。 |