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●狐憑き●
出自:日本
別名:─
同一:─
前神:─
字義:─

精神薄弱者や暗示にかかり易い女性達の間に多く見られる発作性、
ヒステリー性の一種の精神病と言われる。
実際に自ら狐となって、色々な事を口走ったり、動作をしたりする。

行者や神職等が、「松葉いぶし」等といった方法で、狐を落とす呪術を行った。
狐を落とす為に、狐が憑いた人の全身にまぐろの肉のすり身を塗って、犬を放ち、
犬に全身を舐めさせると、狐は犬を恐れて、悲鳴を上げ大騒ぎになったが、
やがて狐は落ちたという話しもある。