●キュベレ● 出自:プリュギア、ギリシア神話 別名:─ 同一:レア、ダイアナ、アルテミス、アグディスティス、デメテル 前神:─ 字義:─ 容姿:両側にライオンを置き玉座に座った姿、ライオンの牽く戦車に乗った姿 家族:(ギリシア神話によると)父にゼウス 山の女神。大地の化身である地母神。 最高神として予言、治療、戦での保護、獣の守護者等としての力を持っていた。 前キリスト教時代のローマでも熱狂的に崇拝された。 しかしギリシア神話の大地の女神レアと同一視され、次第に融合された。 ギリシア神話によると、ゼウスがディンデュモン山に流した精液から生まれた。 両性具有であった為に去勢されて女神となった。 崇拝儀式では男性器を去勢した神官達が叫び声を上げ、卑猥な言葉を吐き、 武器を打ち鳴らして踊り狂ったという。 古くはローマ人がキュベレの神官になる事は禁止されていたが、 帝政ローマになって、キュベレ崇拝はローマでも一般化した。 |