●旧約聖書（きゅうやくせいしょ）●
出自：ユダヤ教、キリスト教
別名：旧約、旧約全書
同一：─
前神：─
字義：下記参照
●
ユダヤ教の正典を、自己の正典の一部としたキリスト教における名称。
後に福音書や使徒書簡を神との新しい契約（新約）の書として纏めたのに対し、
当初から保持していたユダヤ教の文書をキリストの出現を預言した古い契約の書とみなした。
ヘブライ語で書かれ（ただし、キリスト教徒が使用したのはギリシア語訳である七十人訳）、律法、預言、諸書の３部39巻からなる。
天地創造物語、十戒や祭儀の規定、詩編、箴言を含み、イスラエル民族の歴史が神による選びと救済の歴史として描かれる。

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