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●古代ギリシア世界観●
出自:ギリシア

大地であるガイアは平坦な円盤状で、その中心点は神々のいるオリュンポス山や
信託所として有名なデルポイの聖地だと信じられていた。
天空であるウラノスがその上にお盆の様に覆う。
ガイアの周りには大海オケアノスが取り巻いており、海や河川の全ては
このオケアノスから水を貰い受けていた。
海の終わりは世界の果ての淵、混沌カオスが口を開いている。

世界の北方にはヒュペルボレオスの民が住んでおり、山脈の彼方で幸福に暮らしている。
南方にはアイティオピア(エチオピア)の民が住んでおり、この民に好意を寄せる神々は、
時々オリュンポスから出かけて行き、饗宴を行ったとされる。
オケアノスの側、西の果てはエリュシオンの野で、神々に愛された人間が
死の苦しみを味わうことなく永遠に至福を楽しんだという。